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交渉人など、オスカープロモーション

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『交渉人 THE NEGOTIATOR』、城田優


春の連ドラも続々始まりつつあるなかにあって、冬ドラの話をつづけるのがだんだん居心地悪くなってきましたが、本論的なところを潰してゆくまえに、まず、その他の言及してこなかったしこれからもしそうにないドラマについて、感想等を残しておこうと思います。

○『交渉人 THE NEGOTIATOR』。

警視庁内の各部屋や、ウサギ(米倉涼子)が真里谷恭介(城田優)と接見する部屋の、美術。端的に、このドラマがリアリティを優先していないことが見てとれます。(昨今流行傾向にある、映像処理をもって、でなく)演出としてケレンに振り切った姿勢に好感度あり。米倉涼子がいくら実績や成功を積んでも、捜査一課にも特殊犯捜査係SITにも一向に温かく歓迎されず、ようやく最終回に受け入れられるという構成もカッチリしていて、快作とよんでいい着地を決めたと思います。

キャストでは相変わらず陣内孝則が破滅的な演技で世界観をぶち壊す。それを芸達者っぽい大勢のバイブレイヤー陣が何とか繕うといった格好。個人的には興味がなさすぎてフルネームが漢字で書けるか怪しい米倉涼子ですが、オーバーながらも幸薄そうなオーラとも相俟って、精神の不安定そうな揺らぎが役に定着していて、このドラマの緊迫したトーンをうまく作り出していたと思います。
新鋭陣は、城田優と林丹丹が着実に印象を残す。DーBOYS躍進のシンボル的存在として映る城田優は、ここ一年、あらゆる方面で露出しいよいよ知名度が相当あがってきたが、人気だけが今ひとつついてきていない気も‥。僕はなんとなく好きですが。演技の上手い下手、イケメンか否かといったような議論とは別のところにいるようで、きわめて安定度が高い。(そういえば、かつて、橘佳奈がブログで城田を“親友”呼ばわりしていましたが、それは彼女のの勝手な思い込みなんじゃないのか‥と常々疑っています。)
主演の米倉涼子と同じオスカー所属の林丹丹は、美少女クラブ31メンバーでもないのに『恋愛百景』(美少女クラブ31の番組)に出演したりと、露骨なオスカーのプッシュを獲得している新鋭。バーターでのドラマデビューとなる今作では、ウサギ/米倉涼子の妹を堂々と演じて揺るぎない。“大器”感は示せたかも知れませんが、タフすぎて今後の展開が不明瞭な気も‥。

オスカーといえば、2時間スペシャル『アテンションプリーズスペシャル オーストラリア・シドニー編』では、上戸彩のバーターでやはり美少女クラブ31の清水由紀が登場。なんだかベリエのキャプテンと混同しそうな名前ですが‥彼女は二代目ミサキヨーコとして上戸彩を下から突き上げる生意気なCAの候補生役というおいしい配置。しかし、その‥子ダヌキのようなルックス(しかもブスッとした役)からは、これまた今後どのような展開が有りうるのか心許ない‥ていうか、バーターとはいえ新人CA役にはあまりにもなんじゃないかな‥。だいたいオスカーの推しは総じてトンチンカンで、事務所の目論見とは違うところからニョキッと突発的にブレイクするのが通例となっている気がします(『コスプレ幽霊 紅蓮女』での高部あい~中村静香(&薗田杏奈)もバーターと思われますが、同じタヌキ系でも、中村静香にはある嗜好を満たすようなある種の魅力があり、一定量の需要があると思う)。

さて、『ホテリアー』やら『暴れん坊ママ』やらの、「けっこうイイ人」の上戸彩ばかり最近みせられてきていて、そこで久しぶりに『アテンションプリーズ』の上戸彩、無神経でガサツで空気の読めない上戸彩を見ると、イライラカリカリしつつも、これだよ、この感じが上戸彩だよと懐かしくも嬉しくなる。相武紗季らを相手に、自分勝手なテンションで暴虐の限りを尽くすミサキヨーコ。粋がって、調子にのりつづけて周囲を困惑させ疲弊させ続けるミサキヨーコ。
上戸彩をみるという行為は、どこかイラッとしつつげながら見る、何か空虚な寒々しさを感じつつ見る、ということで、それなくしてはどうにも物足りない感じがする。という不思議な感情の動きが自分のなかにあります。

さきの『恋愛百景』といい、テレ朝とはきわめて近い関係があると印象されるオスカープロモーション(『交渉人』の企画協力には古賀さんの名が。『コスプレ幽霊 紅蓮女』にも〈企画協力〉としてオスカープロモーションとある)ですが、テレ朝木曜のドラマ枠ではじっさいオスカーの上戸彩と米倉涼子が交互に主演していて(2004年『エースをねらえ!』『黒革の手帖』、2005年『アタックNo.1』、2006年『けものみち』『下北サンデーズ』、2007年『ホテリアー』、2008年『交渉人』。主演米倉涼子/バーター福田沙紀の『不信のとき ウーマン・ウォーズ』もこの枠かと思ったらフジテレビだったんですね‥。そう言われてみればいかにもフジっぽい気もする)、一般的には米倉モノの評価が高く上戸モノに難癖が集中、という傾向がありますが、青春を謳歌する上戸モノに愛着があるのに対し、精神年齢的に米倉モノはしっくり来ず、松本清張路線にも疑問を感じていて食わず嫌いだったんですが、『交渉人』を観とおすことでその殻を個人的に破った気がして爽快感がある。それが『交渉人』への高い好感となってあらわれたのかも知れません。

またオスカーつながりの連想でいうと『だいすき!!』、この危うい、ギリギリの難しいところにあるドラマを救ったのは、福田沙紀だったと思う。福田沙紀は、オスカーとか美少女クラブ31といった枠を超えて、同時代のなかでも突出した女優さんだと確信しています。
(つづく)

theme : テレビドラマ
genre : テレビ・ラジオ

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