
なんとなく立ち読みしたことはあっても、
どんな雑誌か深く考えたことはなかった
『spoon.』ですが。
今回、映画の特集で、
買ってはじめてちゃんと読みました。
文化系女子(ハイティーンくらい?)むけの、
軽めの、ファッション&サブカル雑誌って感じで、
まあ、『オリーブ』みたいなもんでしょうか。
と思ったら記事の文中に
オリーブがどうのと何ヶ所か出てきましたから、
何らかの関係があるのかもしれません。
『オリーブ』といえば、むかし、今はなきフリッパーズ・ギターが人気者扱いで連載ももっていたりして、(パーフリ何とかというようなタイトルだったかな)、「今ハマってる本はフィリップ・ロスの『素晴らしいアメリカ野球』です」とかカマしてたりするのを読んで、いまどきフィリップ・ロスでカマした気になってんじゃねえ!! とか白けつつも読んでいたような記憶が蘇りますが、近年は手にとることもないまま、休刊になったとか終刊になったとか噂だけきいたような。
いまはもうないんですよね。
ともかく、『spoon.』、
なかなか面白かったです。
面白いと思えるのは、
とりあげる人や作品のセレクトに偏りがあるからで、
ジャンケット族的文化圏とは立ち位置が違うということ、
良くも悪くもコンセプトがキチンとあるいうことを表していると思います。
読者が望むのか、
編集側がプッシュして啓蒙しているのか分かりませんが、
この雑誌の読者層のミューズたりえるような存在は、ダントツに
市川実日子、
らしくて、香椎由宇なども紙面に登場していますが、
市川実日子の扱いかた、別格感漂っています。
元オリーブモデルだったそうですから、
そっちのつながりで、
(こっち側(オリーブ〜スプーン的なエリア)から出た、発掘した、産んだスターなんだぞ!だからプッシュする!)というスタンスなのかもしれません。
いいんですけどね、
いい女優さんですし。
しかし、地の文で、〈実日子の最大の魅力は‥〉とか〈演じるのは実日子!〉とか、いちいち(編集者が女優を、下の名前で)呼び捨てなのは、定期購読者じやない者にとっては異和感があって、長く深い関わりを表現しているのかもしれませんが、なんか嫌なかんじ。をかんじました。
本特集で注目されているクリエーター(?)は、
三木聡、中島哲也、西川美和、石井克久、富永昌敬(!)
あたりで、〈ビンボーくさくない日本映画〉がキーワードみたいだから、
編集、西川&富永監督あたりには、本当はあんまりノッてないのかも。
編集のかたが、オダギリジョーを大好きなのは
ヒシヒシ、ビシビシ、伝わってきましたが。
市川実日子、さん、は、
『blue』では大ブレイク超直前!!
間違いない!!という感じだったのが、
なぜか、
なんか、
どうもならず、
庵野秀明の『キューティー・ハニー』でなら!
と期待しましたが全然よくなくて、
NHKの連続テレビ小説『天花』で、
もう今度こそビシッと大勢を痺れさせてブレイク間違いない!!
と思って見(観)守っていましたが、なんか普通。。
使い方が未だにわからない女優さんなのかもしれません。
さて、今年こそ。
『嫌われ松子の一生』
『ダメジン』
『世界はときどき美しい』の三連打。
ブレイク、ド直前!!
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