スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

近況?

プライベートで色々トラブルが続き、しばらく更新が滞っていましたが、更新を再開します。何週間かパソコンそのものに触れることすらない状況で、久しぶりにケータイで自分のブログを覗いたら珍しくコメントがついてました。(コメントしてくださった方、返答はもう少々お待ちください‥)

トラブルによって、半分浮浪者というかネットカフェに寝泊まりしないネットカフェ難民というか、そんなような状態が断続的に続いていたのですが、それはそれで新鮮なかんじもあって、寄る辺ない弱々しい生活には感覚が研ぎすまされてゆき世界が生き生きと感じられる驚きがありました。
金もなく行き場所にも困った人々が集まるような場所には、いちいち、面白いくらい、老人と喫煙者がいた。小鳥もやたら見かけたし、ぜんぜん知らなかったヘンな極小の動物園‥もどき‥を見つけたりもしました。風のあたる/あたらないところ、陽の射すところ/射さないところにも敏感になったりすることに、なんだか生き生きしてワクワクした。

で、このところは福間健二が久しぶりに撮った『岡山の娘』の予習‥というか観るまえに盛り上がるために、しばらく、思潮社の現代詩文庫の『福間健二詩集』、『詩は生きている』、それと前作『急にたどりついてしまう』(95)のパンフレットなどを読み返していました。『ピンク・ヌーヴェルヴァーグ』や『石井輝男映画魂』なんかは、なんでだか読み返す気分にならなかった。
そのうちの『詩は生きている』には、「すれている」ということについて幾つかの言葉が費やされている箇所があって、日々仕事以外の時間を流浪するなかで〈毎日、親切な人たちに出会う。そのたびに、(略)自分のなにかが突きくずされる。「すれている」自分の疲労がいやされる。この現実の(略)、思いがけない「おいしさ」。〉という言葉にとりわけシンクロしていました。
『詩は生きている』は、詩論ともエッセイとも小説ともつかないもので、何かに落ちつく(カテゴリーにはいる)前にエクリチュールが身を翻す妙なそわそわしたかんじのある本で、たとえば、論理のレールに文章をのせればそこで文章の推移が自動化し、「死体」化する、そのような「生き生きしてなさ」を徹底して逃れようとする精神の動きがあって、それが先鋭的だったり前衛的だったりする気配がさらさらない素朴な手触りがあります。どこか、大江健三郎の小説(『人生の親戚』あたり)を読むときの気分に近いものがあるかもしれません。

かんじんの『岡山の娘』は、何度も東中野に行きかけてその都度色々あって、未だに観に行けてませんが(22日のオールナイトも直前で行けなくなった。前日ゲットで整理番号50番ってことは、結構席に余裕があったのか‥?)、何事もなければ明日2日の上映に駆けつけるつもり。瀬々監督と福間氏のトークショーがあるとのことで、こちらも期待してます。

福間健二の書く映画批評は、自分がブログを書くにあたってもっとも影響を受けたというか指針にしたものだったし、『急にたどりついてしまう』という映画の表現も、「ポリシーのない撮りかたをする、のがポリシー」というのは95年時におけるモデルニテの表現として卓越した射程の取り方であったとおもっています。つまりリスペクトしている、信頼している表現者として、当然『岡山の娘』にも、全幅の信頼をもって期待しているわけですが、そういうこと以外にも、福間健二氏に親しみみたいなものを感じるのは、国立在住ということも大きい。

今現在僕が勤めている場所の所在地は国立市東で、福間健二氏の住んでいるのも国立東。この勤務地には都合4度も配属されているのでいいかげんホームな感じがしていて、福間氏はその結構そばに住んでいて、長編劇場用映画第一作の『急にたどりついてしまう』もその主な舞台は国立だったし、〈『岡山の娘』公式ブログ〉にも国立のローカルな話題がさんざん出てきて、なんだかメディアの向こう側のひととは思えない気分。
〈家にいちばん近い居酒屋「旬家」〉〈国立市役所に用が〉〈国立の音楽茶屋「奏」のジャズライヴに行く〉〈「奏」から「萬笑」〉〈国立市公民館で「福間塾」。公民館で「詩のワークショップ」をやっている〉〈「奏」(略)「萬笑」〉〈わが家から二番目に近い居酒屋「利久」〉〈「ロージナ茶房」〉〈国立市公民館〉〈「奏」(略)「さかえや」(略)「奏」〉〈「奏」〉〈「萬笑」〉〈谷保の「たちばな」で飲む〉〈「奏」〉〈国立市中央図書館〉〈富士見通りのビア・レストラン「ラグー」へ〉〈「萬笑」〉〈「奏」〉〈「奏」〉〈「奏」(略)「利久」〉〈「奏」〉〈天下市〉〈「奏」(略)「萬笑」〉〈富士見通りの美容室「メッセ」に〉〈「利久」〉‥。

「さかえや」「旬家」「萬笑」「奏」などはみんな国立市東にある。自分が判るのはスタ丼屋のそばにあるラーメン屋の「萬笑」くらいですが、音大に行ってるウチのバイトの子の友人には「奏」に関わっている人もいるらしいし、福間氏を見かけないのが不思議なくらいな気分ですが、それにしても、ウチもいちおう国立市東にある飲食店なのに全く氏の生活の対象外なんだな‥とすこし寂しく複雑な気持ち。

ところで、本上映時だっあかアンコール上映時だったか分かりませんが、かつて購入した『急にたどりついてしまう』(95)のパンフレットには当時(96春頃)のチラシが挟まっていました。中野武蔵野ホールのチラシコーナーからピックアップしたとおぼしきチラシが以下のもの。時代をかんじさせます。

○『DOORⅢ』@中野武蔵野ホール(3枚もガメてた、よっぽど期待してたらしい)
○『路上』@中野武蔵野ホール(鴨田好史)
○『私の秘密の花』@ル・シネマ(アリモドバル)
○『ナムルの家』@BOX東中野(ビョン・ヨンジュ)
○『ミスター・ノーボディ』@早稲田松竹(トニーノ・ヴァレリィ‥というかセルジオ・レオーネ)
○『エコエコアザラクⅡ』@シネマ・カリテ(佐藤嗣麻子監督、黒井ミサ役は今をときめく(?)ムテキング・吉野公佳でしたね‥)
○早稲田松竹1996・3(3/27より新装オープン、第一弾マカロニ・ウエスタン/3/27~4/2マカロニ・ウエスタン3本立(『ミスター・ノーボディ』『殺しが静かにやって来る』『J&Sさすらいの逃亡者』)、4/3~4/8『レニ』(前編&後編))
○特別上映『女地獄・森は濡れた』と神代辰巳の世界4/24~5/7@亀有名画座(『濡れた唇』『一条さゆり・濡れた欲情』『恋人たちは濡れた』『鍵』『四畳半襖の裏張り』『赤い髪の女』『女地獄・森は濡れた』)
○インディーズ伝説@中野武蔵野ホール(『闇のカーニバル』『鉄男 TETSUO』『追悼のざわめき』『三月のライオン』『爆裂都市 Burst City』)

『女地獄・森は濡れた』はこの前年(95年、神代辰巳の死んだ年)、長年の封印を解かれてスクリーンに蘇ったばかり。このころは神代辰巳の特集上映があちこちで行われていました。鴨田好史の『路上』も、神代辰巳監督へのオマージュとしてあり、そのラストシーンは『インモラル・淫らな関係』がアップした千葉外房のその地でラストシーンが撮影された。そもそも、〈「路上」はクマさんの最後の作品「インモラル」撮影終了後の残フィルムで撮ったのです。「クマさん、残ったフィルムもらっていいですか。5本あれば短編が撮れます。下さい、お願いします」。クマさんは苦笑いしていました〉とのことで、そのようにして、42分の『路上』が生まれる。“昭和七十年度製作”(=95年)という表記に、あるこだわりがあるように感じられます。
『インモラル~』で助監督についていた今岡信治(現・いまおかしんじ)が『獣たちの性宴 イクときいっしょ』で監督デビューしたのも95年。なんかいろんなことの転換期だったんだなと感慨。『ピンク・ヌーヴェルヴァーグ』でもピックアップされていたピンク四天王のころは、ピンク映画もまだ若松孝二な香り漂うカウンターカルチャーだったのに、今岡信治をはじめとするピンク七福神の時代に推移してやがてやんわりとサブカルチャー化して、安全なものになってしまった気がします。『急にたどりついてしまう』が撮られたころというのは、ギリギリ、ある種幸福な時代の終わりぎわだったのかなというイメージ。
スポンサーサイト

theme : 日本映画
genre : 映画

夏の思い出?

この夏は、なんだかブログに携わるモチベーションが保てず、すっかりサボリ癖がついてしまいました‥。何かを観たり読んだりすることに時間を費やす気にはなっても、それを何やかんや書いてアウトプットする必然がどうも感じられなくて、どうしたもんでしょうか。

映画は、映画館も何度か行きましたが、最近は基本的にレンタルDVDでの観賞が大部分で、しかも準新作まで落ちてからのレンタルがメイン、ということで、すっかり世の中の流れには置いてきぼりにされているので、わざわざ逐一何か反応するのもバカバカしいというか‥そんななか、DVDで観た前田弘二監督『くりいむレモン 旅のおわり』は年間ベスト級の傑作だとおもいました。自分の判断として『人のセックスを笑うな』がなぜだか何か絶賛出来ない理由が、『旅のおわり』を観てわかった気がする。機会があれば別記事で何かしら言いたいと思います。

映画を観賞するという環境においても、人々が、価値観のちがう文化圏に分かれてそれぞれ無縁であるかのように生息する状況化が進む現在、幾つかの話題作、たとえば『崖の上のポニョ』や『セックス・アンド・ザ・シティ』や『花より男子ファイナル』などに対して、性差/年代別/文化圏別にまったくその評価を異にしていて、そうして、お互いにその異なる評価や判断に対して耳を貸す気も、自分の認識なり判断なりを再検討する気もさらさら無いように見えるのが、なんとも現在的だなというのがこの夏の印象でしょうか。個人的には『ポニョ』も『セックス・アンド・ザ・シティ』も素晴らしかったと思いますが、その意見の内実を説得的に外部にむけて言い募ることに不毛な感じがどうしてもあります。この(言ってもしょうがないという)感じが加速されたのは、去年の『恋空』あたりからだったのか‥。

同じく賛否両論モノとはいえ、阪本順治監督『暗闇の子供たち』においては、観客それぞれ一人一人のなかに賛否が渦巻くというか、映画によって単純に全肯定でも全否定でもない感情や思考が喚起され(また、そうされるよう映画じたいが設計されている)、最終的に表面にあらわれて表明される意見なり感想なりは、その異なる意見が交通的なバリエーションとして対話の材料となる。『暗闇の子供たち』という映画は、その意味で“古き良き”「問題作」だと言えるかもしれません。

自分としては、素材や主題の重要性がどうあれ、その出来栄えからして『暗闇の子供たち』を肯定することはどうにも出来ないという立場ですが、それよりも今回、『暗闇の子供たち』を巡る言説に接していて気になったのは、一昔前であったら、熊井啓や今井正やらの真摯だが鈍重な社会派映画に対して、映画としての貧しさという立ち位置からその作品を否定的に語っていたであろうひとなどが、こと阪本順治/『暗闇の子供たち』に対しては、そのタイヘンな題材に真摯にぶつかっていったのだから表現の達成度はどうあれ貴重な挑戦と尊重すべきみたいな、そんな言葉を弄して擁護したりしているのがどうにも腑に落ちないかんじがある。『シネフロント』一派の人たちがそうゆうこと言うならわかるんですが‥。

その『暗闇の子供たち』を観に渋谷へ行ったのが最大の遠出だったこの夏は、いつになく何の思い出も印象もなく終わっていった1シーズンだったのでしたが、強いて最も印象に残ったことというと‥‥特に名を秘すGO!GO!アッキーナなる深夜番組をみていたら、5年ほど昔に僕の上司だったヌマケンこと沼田健氏が画面に登場してビックリしたこと、です。沼田さんはドッキリを仕掛けられる側のBerryz工房オタクの1人として登場、カラオケルームにてベリエやら℃ーuteやらの曲にあわせて熟練のダンスを披露。そういえば当時、沼田さんは、根強く囁かれていた松浦亜弥ファン疑惑を否定しておきながら、飲みの席では「あややかわいいよお~」と呟いていました‥。5年の歳月は、沼田さんをその後ベリオタに変えていたのか‥しかし、なんか画面の向こうの沼田さんは幸せそうで、良かった。

さて、だいぶ間が空いてしまい、書くと言っていたこともいろいろと書き逃してしまいましたが、特に反応もないので気にせず先に進もうと思います。

次項以後記事予定~
○青山真治・たむらまさき『酔眼のまち 新宿ゴールデン街1968~98年』
○ドラマ『ROOKIES』(&『クローズZERO』など)
○2008年夏ドラマ
○『Girl's Box/ラバーズ☆ハイ』その3
○宇野常寛『ゼロ年代の想像力』
○『ハプニング』

theme : 映画関連ネタ
genre : 映画

遺失物センター

ケータイを紛失してしまい、しばらくブログからは遠ざかっていましたが、先日遺失物として届けられていたそれを小金井警察署までようやく取りに行って再び手元にケータイが帰ってきましたので、また更新を再開したいと思います。宜しくお願いします。

なんだか、ケータイのない生活はそれはそれで大変に快適でした。ネットに無縁の日々は開放的で、すっかりサボリ癖がついてしまった気もしますが、さてどうでしょうか。

ケータイを手にするために、幼少時に数年間住んでいた、JR武蔵小金井駅の南口周辺を久しぶりに歩きましたが、何だかただの地方都市か発展した郊外みたいになっていてびっくりした。区画整理も為されているのか、かつて警察署があったはずの場所に向かうも、道はスムーズにイメージする方向に伸びていかないし、どうもちょっとだけズレた場所に移転したらしく見知らぬ建物が小金井警察署として妙なポジションにあったりするしで、すっかり白々しい気分になりましたが、余計な郷愁を背負わずに以後生きていけるというのは悪いことでもないと思った。

届けられていたケータイは既に電池が切れていて、で、電源が入らないと本人確認が出来ないからとか、よく分からないダンドリ上の障害があるらしく、なかなか渡してもらえずイライラする。メガネだのカバンだの、電源のない遺失物だって色々あるだろうに、なまじケータイ電話が電気を使っているんで返してもらいづらいってどういうこと?感謝する気持ちで入って来たのに、なんだか憎々しい気持ちを抱いて署を出るハメになった。

中野巡回

20080704232518
中野・タコシェ


昨日は、久しぶりに電車に乗って中野へゆきました。

ここのところずっと自転車通勤をしているので、電車に乗ること自体にイベント感がある。中央線に乗っていて最近イライラすることは(JRの他の路線もそうなのかもしれないけど)、車内テレビでいつも大嫌いな『ダーリンは外国人』が流れていることで、街角を歩いていてストリートミュージシャンが聴きたくもない音楽を押しつけてくることに生理的に嫌悪感がわいて道を変えるように、画面が視界に入らないようにする、その手間がいちいち煩わしい。

中野に着いて南口に出る。丸井本店が更地になっているところを初めてみた。コーヒーロードの並びにあったフェニックスという古ぼけた喫茶店が無くなっていたり、マルニの裏の薬局が同人誌/マンガ/DVD販売といういかにもな店にチェンジしていたりと、チョロチョロと街並みが変わっている。かつてマクドナルド中野南口店でバイトしていたときこの薬局が開店し、ここで売ってたお弁当が(何で薬局で弁当を売ってたんだろう?)近隣でいちばん安かったので、休憩時の昼食にはよくここの弁当を買ってハトヤビルの休憩室で食ってた記憶がある。街並みが変わることにそれほどの無念さはないけれども、その町が変転する推移の時間に、同時代的にこの町に居合わせていなかったことには残念な気持ちがあります。

所用が終わって北口に移り、いったん同行人と別れて自由行動。中心的アーケードであるサンモールを中野ブロードウェイ方向へ歩いて行きしばらくして右手をみると、山下敦弘監督『中野の友人』(『週刊真木よう子』第4話)のなかで真木よう子と井口昇が奇妙な交流をむすぶ舞台となっていたゲームセンター〈TIGER〉がなんと閉店していた。
20080704232514
シャッターの閉まった〈GAME TIGER〉

20080704232511
エスカレーター脇の貼り紙

〈閉店のお知らせ/ゲームセンターを閉店いたします/長い間ご利用いただきありがとうございました!/タイガー〉と貼り紙がしてあり、シャッターが降りていた。『中野の友人』を撮影したころにはまだ営業していたのだろうか?数えきれないくらい通ったゲーセンだが、今は特に行きたいわけではないのでそこまでのショックはない。


『中野の友人』の井口昇は、ドラマ内で中野ブロードウェイ3階にある〈明屋書店〉でアルバイトをしていましたが、その明屋書店の斜め向かいにあるサブカル系書店〈タコシェ〉では、先日“おうち火事”になったことで話題の掟ポルシェが、煙にまかれてしまったレアなコレクションの品々(北斗の拳冷蔵庫、ラムちゃんのコスプレ衣装、本やレコードなど)を格安で放出!という趣旨の〈掟ポルシェの『火事場焼きだされフェア』=“掟エイド”〉が開催されており、告知からだいぶ経ってたのでもう何もないかな~と思いつつ覗いてみたら、まだ古本等が残っていました。
野村沙知代写真集(題名忘れた)、清水アキラ『清水アキラのバカと呼ばれたい!』、えなりかずきの『えなりですどうも!』、コロッケの『コロッケちょうだい!』、青木りん写真集『パイナポー』なんかがありましたが、う~~んイラナイ‥‥でもせっかくなので松山千春『月刊松山SAGA 11/月刊松山千春とおすぎとピーコに変更!?の巻』(100円)を、機会がなくて買いのがしていたピンク映画ミニコミ誌『PG』の103号や、某ミニコミ論壇誌のバックナンバー等と一緒に購入。あとで本(『SAGA 11』)を嗅いでみましたが、べつに燻されたようなニオイはしませんでした。それと、なんか特典として〈デビュー当時のロマンポルシェ。のポジ〉が1枚付いてきました。白い厚紙がロの字形にポジを保護しており、厚紙の端をもって光にかざすと、ポジの中央に仲良く並んで拳を突き出す掟ポルシェとロマン優光、マッパのふたりがボンヤリと浮かび上がる。これは一体‥。
(『SAGA 11』は、後で読んだら数分で読みおわってしまったので、100円でも高かったかなとおもった。)

TRIOの1、2では映画雑誌、音楽雑誌、特撮雑誌のバックナンバーや中古映画パンフ類を買うとともに、『a-nation'03 インビテーションパーフェクトDVDマガジン』と『a-nation'03 メモリアルパーフェクトDVDマガジン』(共にムック+DVD)も見つけたので購入。特に『インビテーション』のほうは“navigated by dream”ということでドリヲタにとっては必須アイテムのDVDだが、最近離脱したヲタが放出したものだろうか。

〈まんだらけ〉では探していたマンガが全て在庫が無くて空振り、なにも買わず。〈タコシェ〉にも無かった。新刊書店では主に雑誌類。東浩紀・北田暁大編『思想地図 vol.1』はNHKブックスの外国語講座とかの小冊子があるような雑誌コーナーにあるんだとばかり思っていたら、ソフトカバー仕立ての立派な書籍扱いだった。どうりで今まで見つからなかったわけだ‥。ほか『ユリイカ』『早稲田文学』『UTB』。『ユリイカ』はスピルバーグ特集で『早稲田文学』は追悼アラン・ロブ=グリエ特集、どちらも映画ファンなら一応おさえるべきかんじですが執筆陣のセレクトが悪くないので買いかなと。『UTB』はリニューアルしてから2号目、表紙は前号が長澤まさみで今号が中川翔子というセレクト、洗練された装丁ともどもメジャー感が一般層のほうに向かって発散されていて、良好なリスタートを切っていると言えるとおもう。旧『アップトゥボーイ』の近年のフンイキはハロプロ機関誌みたいで、部外者には近寄りづらかった。今号は〈歌姫復権〉ということで“音楽系アイドル”特集。THEポッシボーやキャナァーリ倶楽部、9nineなどといったユニット名が誌面に踊ってもガンバッテル感がなく、自然で地に足が着いたかんじは本誌の蓄積の賜物、スタジオボイスやクイックジャパンにはこの味は出せません。吉田豪と宇多丸との、アイドルソングについての対談が載っているので、ごく普通の一般的な読者にとっても読み逃せないはず。その宇多丸の、出たばっかりの新刊、『ライムスター宇多丸のマブ論CLASSICS アイドルソング時評2000~2008』は立ち読みしてたらスルスル読み終わっちゃったので、買いませんでした。だいたいは連載時に読んでもいたので、特に新しい感想もあまりない。

携帯に電話があり、同行人と合流して野崎コインへ向かうことに。自由行動タイムは終わった。

theme : 購入/売却書籍
genre : 本・雑誌

自転車置き場

20080426195244
このところ病院代がかさんで、定期代がなくなってしまったため、家から国立の店舗まで、仕方なくしばらく自転車通勤していました。

これまでブログの文章は主に電車通勤の行き帰りの時間にケータイで打って更新していたため、自転車通いになったとたんに滞ってしまいましたが、給料日が来てようやく定期が買えたので、以後更新を再開していくことと思います。また宜しくお願いいたします。

さて、現在自分の通っている病院が放映中の連ドラ『Around40~注文の多いオンナたち~』のロケで使用されています。主人公の天海祐希や藤木直人が勤めている病院。ドラマの中で、自転車通勤の天海祐希が、いつも駐輪するこだわりのスペース(関係者用の3番)があるという場面があった。先日、この病院に行った際にチェックしてみたのですが、その場面で映されていたような駐輪スペースは見当たらず、どうやら別の場所で撮ったカットだったみたい。

『東映ヒロインMAX』6号ほか

爆音映画祭
爆音映画祭@吉祥寺バウスシアター、注目のリクエスト決戦投票(上位ベスト3が上映される)の結果が24日に発表されました。

①ワイルド・バンチ(56票)
②プライベート・ライアン(44票)
③台風クラブ(38票)

ということで、3位と4位のスピ『宇宙戦争』(37票)とは、わずか一票差。『台風クラブ』が通ったことによって、セレクトに味がでた。良かった良かった。
その他、爆音映画祭上映が決定した作品が続々と発表。まずは、オリヴィエ・アサヤス(アサイヤス、の表記のほうに愛着アリ)『CLEAN』、北野武『3ー4x 10月』、デヴィット・ラシャベル『RIZE』、ロマン・クロイター&ウルフ・ケニッグ『グレン・グルード 27歳の記憶』、ヴェンダース『パリ、テキサス』、ペドロ・コスタ『ヴァンダの部屋』、ハリー・ホッジ『バンド・オン・ザ・ラン』といった素敵なラインナップが。以降の発表も俄然、楽しみになってきました。

爆音映画祭HP:www.bakuon-bb.net


プリズン・ブレイク
ようやく『プリズン・ブレイク シーズン2』を観終えた。シーズン1同様、観とおすのに何となく勢いがつかず、半年以上かかってしまいました。シーズン1を観了した時点では、シーズン3は『女囚さそり けもの部屋』(さそりシリーズ第3作)みたいになるんじゃないかなといい加減に予言(?)しましたが、シーズン2の終わりかたをみるに、全然そうなりそうもないな‥。


相棒
なにかと好評な、水谷豊&寺脇康文の『相棒』シリーズ。はたから見てると何が面白いんだろうと、このうえなく食指が動かないまま長いことスルーしてきましたが、『未来講師めぐる』の後半でさんざん相棒ネタが出てきてクヤシイ思いをしたのと、劇場版『相棒』がもうすぐ公開(水谷豊、完全新作の劇場用映画出演は工藤栄一の『逃れの街』以来なんと25年ぶりとのこと)されるのとで、さすがに観なきゃダメかなと思いレンタル店へ『相棒』を借りに行きました。
シーズン2は今テレビ朝日で再放送しているのでそこでチェックするとして、シーズン1を借りればいいだろうと思っていたら、シーズン1より前に放映されていたプレ・シーズンとして分類される2時間SPが3本あるというのでそれから観賞し始めました。演出は映画版と同じく和泉聖治。で、時代を感じさせるというか、あまりの古さにクラクラして、今のところなかなか乗れませんが、そのうちハマるんでしょうか‥。評価が安定したら感想等を別記事で。


東映ヒロインMAX、クライムハンター、芳賀優里亜
『東映ヒーローMAX』からのスピンオフした不定期刊雑誌(ムック)『東映ヒロインMAX』も、無事6号目がでました。
東映特撮ヒーローモノ専門雑誌である『ヒーローMAX』の増刊号的(かつ、鬼っ子的)位置にある『ヒロインMAX』は、文字通り東映特撮モノに登場するヒロインにスポットを当てたムックで、レジに持っていくのも勇気がいるものですが、東映系のSF/アクション映画についての記事があったりするので一般的な映画ファンにとっても油断できません。

今号では、Vシネマの黎明期に登場した『クライムハンター』シリーズ(『クライムハンター 怒りの銃弾』&『クライムハンター2 裏切りの銃弾』&『クライムハンター3 皆殺しの銃弾』)がDVDーBOXとして発売される(4月21日)のを記念して10ページに渡る『クライムハンター』特集が。大川俊道監督(『NOBODY』、好きです)のロングインタビューが読みでがあって充実。特撮ヒーローヲタ向けの“ヒロイン”目当てみたいな雑誌で、「又野誠治」の名前がしつこく何度も出てくるような文章が長々と掲載されているのが趣ぶかく、爽快。このDVDーBOX、付属のボーナスDISCには完全新作の『クライムハンター 蘇える銃弾』が収録されるとのことで、主演をあの芳賀優里亜が勤めています。ということで、芳賀優里亜インタビューの写真記事あり。ガンアクションは初体験とのことで、その撮影時の苦労話などが中心。『555』撮影時のエピソードもチラッと。
新垣結衣が出演していたことで再注目を浴びている、御大・田崎監督の野心的深夜ドラマ『Sh15uya』も最近、DVDーBOXが出たところでもあるし、芳賀優里亜に外部から新たなチャンスがやってくるかもしれません。

‥ところで『クライムハンター』って、〈東映Vシネマの金字塔〉で〈ガンアクションのマスターピース〉なんて映画史的評価ありましたっけ‥。“東映専門誌”である『~MAX』の場合、作品評価的には全肯定の傾向があるので注意というかリテラシーが必要ですね。


『Girl's Box/ラバーズ☆ハイ』、長谷部優
昨日3月29日、ようやく『Girl's Box/ラバーズ☆ハイ』が公開初日を迎え、舞台挨拶も行われたようです。
先日、『映画芸術』誌のホームページ上で、予想外に『~ラバーズ☆ハイ』がとりあげられていて、しかも意外にも好意的に評価をされていたのをみて、他人ごとながら嬉しかった(記事はコチラ)。

で、公開初日当日(昨日)の『東スポ』をみたら、〈ズームイン!!話題のヒロイン〉なるコーナーに主演者・長谷部優が登場。記者のインタビューに答えて宣伝活動をまっとうしています。
長谷部優本人と同じ岐阜県出身という設定の主人公・優亜。ということで、登場する母親も岐阜の人という設定だが、その母親役の女優さんが喋る岐阜の方言がぜんっっぜん違う、という話など。
記者による〈取材後期〉には、12万人から選ばれた(ふるい話‥)ことから類推したらしき〈イメージ的には「エリート」なのだろうが(‥)〉というトンチンカンな一文があったりして、長谷部優というタレントはまったく知られていないんだなと実感‥。もっとも、この下の記事では阿部力を〈若者世代に圧倒的人気を誇る〉とか言ってるし、東スポの記述にドーコー言っても仕方ない気もする。
ネットにはいくつもの長谷部優インタビューがありますが、比較的長いのはコチラでしょうか。


キン肉マン生誕29(ニク)周年
今週の『アメトーーク!』はプレゼン大会で、ケンドーコバヤシが「キン肉マン芸人」をプレゼンしてましたが、『kamipro』最新号(121号)では、好評の〈変態座談会〉シリーズに特別ゲストとしてミノワマンを迎えて、一足先に〈キン肉マン変態座談会〉を敢行(参加者は他に井上崇宏、橋本宗洋、堀江ガンツ)。
1ヵ月ほど前に新宿バルト9で開催された『キン肉マン映画祭』に、ゲストとしてケンドーコバヤシ、バッファロー吾郎とともにミノワマンも登場していました。いわば、キン肉マン生誕29(ニク)周年に、『キン肉マン映画祭』を出発点として、ミノワマンは格闘技&プロレス雑誌で、ケンコバはテレビで、それぞれ『キン肉マン』啓蒙活動を推し進めていこうとしているいう形になる。(かつての、『kamipro』/『アメトーーク!』での越中詩郎プッシュ(せき詩郎/ケンコバ)と様相がカブる。)

面白いことを言おうとするのが職業の芸人たちが集ってネタにするのと、生き方までキン肉マンに影響されすぎたミノワマンみたいな人が原作とアニメ版の細かい違いに触れて〈ビデオを何回も何回も巻き戻しして、一時停止したりして見てましたね〉とか言ったりするのを読むのとでは、“面白さ”の重さというか味わい深さが格段に違うだろう、とおもう。今後『アメトーーク!』でキン肉マン芸人が実現したとしても、越中詩郎のとき同様、『kampro』版のほうがずっと面白いでしょう。

さようなら吉祥寺

今日で、仕事のために吉祥寺に毎日通うのも終わり。
街をぶらりと歩いて色んな店をのぞいたりすることに興味がないので、駅から店までの通勤路を地味に往復するのがほぼイコール自分にとっての吉祥寺の風景。旅行などに行っても、風景や店々に興味をかき立てられることなく、感慨もあまりわきません。

それらが、いったん過ぎ去り、記憶に定着してからしばらくのち、記憶の底からふたたび召喚したときに初めて〈あの日々〉と現在の断絶に情動がうごく。だから今は特にこれといった心持ちもなく、未来の感慨を想像してふわふわと不安な気持ちになる。

自分の両親は武蔵野・吉祥寺界隈で育ち、出会った。だから実家の実家は、かつて吉祥寺の東町にありました。おばあちゃんが死んだとき、色々事情があってしばらくの間は小平の市立小学校に吉祥寺から電車で通ってました。

学校の帰り、吉祥寺の駅舎を出て、今でいうサンロードをしばらく歩いて突っ切ると、商店が途絶えて住宅街になる。やたら緑が各家々の塀や柵からモコモコはみ出していて、屋外迷路のようになっていてチクチクした狭い道を辿るとやはり鬱蒼とした庭をもつ祖父母の家に辿り着く。

サンロードはその頃、今みたいに道のりのいちいちを屋根で覆われていなくて、開放的で寂しげでビュービュー風の吹きすさぶ、普通の商店通りだった気がする。雨が降ればちゃんとずぶ濡れになる、そんな通りだったような‥。道端も今より広々としていた、という記憶は、その頃自分が小さかったからか。
サンロードの終わるところ、今でいうと天やとかバウスシアターとかそのあたりに小さい汚い本屋があって、いつもそこで週刊少年ジャンプやら特撮ヒーローモノのムックやらを立ち読みしてから帰るのが日課でした。
そんな記憶が蘇ったのは、次のような本をめくったから。

本屋で見かけた、『吉祥寺 消えた街角』(土屋小旬/河出書房新社)という写真集をパラパラみてみると、天蓋なきサンロードの写真にたどりついた。記憶違いじゃなかったのか‥と安心する。現サンロードは、かつては駅前通りと呼ばれていたそうな。
しかし、写真を眺めながら、ほんの20年かそこら前のことなのに、こんな、思いっきり薄汚いALWAYSみたいな世界に自分が存在していたっけ!?と愕然。昭和が、昭和生まれの自分にとってさえファンタジーにしかみえん。
もっとも通学していたときに近い時期の写真、〈昭和60年〉とあるものを見ても、自分の少年期の記憶とギャップがありすぎて、この写真群がほんとうとはまったく思えない。

ということで、自分には、『吉祥寺 消えた街角』からは〈“架空の”懐かしさ〉(としか思えないもの)しか喚起されず、買わずに平台に本を戻す。幼年期から青年期までを吉祥寺で過ごした両親なら〈架空でない〉懐かしさを覚えるんだろうか?2日前、2年間交流断絶中の父からメールがあった。たまには顔を見せてください。『吉祥寺 消えた街角』をもし買うなら、両親にあげるため、になる。

夜、閉店したお店の前で、アルバイトの面々と挨拶を交わして別れる。当たり前のように毎日しゃべって喋って過ごしていた人たちと、当たり前のように会わなくなる。そのことにふと感慨が湧いて孤独に悲しくなる、そういうごく近い未来を想像して、しみじみと悲しみもどきを感じる。

08 | 2017/09 | 10
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

ししらいぞう

Author:ししらいぞう



東京在住

調理師のようなことをやっています。

趣味は立ち読み 格闘技観戦 映画観賞

3月生まれO型  

ランキング参加中☆
良かったらクリックをお願いします


ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキング
ブログ内検索
最近の記事
リスト
日記の記事
→次へ
カテゴリー
Category Sum
全記事一覧
あいさつ 11
映画紹介(ア行) 21
映画紹介(カ行) 19
映画紹介(サ行) 13
映画紹介(タ行) 15
映画紹介(ナ行) 7
映画紹介 (ハ行) 18
映画紹介(マ行) 9
映画紹介(ヤ行) 7
映画紹介(ラ行) 5
映画紹介(ワ行) 1
観るまえの映画のこと 19
本と映画 22
雑誌と映画 18
その他映画 36
フルモーションレーベル 14
『恋する日曜日』 13
ユーロスペース 5
本・マンガ 40
雑誌 22
ドラマ 60
いろいろなBest10 15
日記 75
作家・監督・俳優・女優 6
舞台・イベント 4
未分類 8
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
YouTubeSEARCH mini
おみくじ

©Plug-in by
FairyDances
★
HeroRisa

ぱたぱたアニメ館
GIFアニメ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。