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2007/7/23②

20081209184708
セットのある倉庫と、エキストラの待機場所である体育館の、中間に建つトイレ
そのトイレ内からのぞむ、体育館の側面

映画『Girl's Box/ラバーズ☆ハイ』エキストラ参加記②

2007/7/23①からのつづき~)

キャメラポジションを何度も変えて同じ場面を繰り返す。粘らないくせになんだかいちいち手間取る撮影の段取りに、セットには徐々に弛緩した、リラックスムードが漂い、支配的になってゆく。カットを告げる声が小さくて、現場の空気の張りつめ方にメリハリがなく、ボンヤリしてる。カットがかかるたびに優亜のヘアー&メイク直しがチョロチョロ入る。

11:15。
客役はいったん休憩を言い渡され、体育館に戻る。
先ほどのフリーランスエリアのパイプ椅子に腰を落ち着けて休む。自分のやや近くに陣取る森プロ一派(森プロ本人はこの時いなかった)、「たまたま愛子ちゃん目の前になっちゃいました~!!」とひとりが自慢、「めちゃめちゃいい位置じゃないすかぁ!」「イヤ~どうしていいか分かんないすよォ~~ホホホ」とヲタ同士のウキウキした対話。
セットでは、あいぴー&ミッチーそばのポジションだったヲタ数名はニコニコとあいぴーに話しかけ、あいぴーはあいぴーで例の感じで終始いちいち愛想良く反応してあげていた。その隣で苦々しくクールに佇むミッチー(ミッチーに話しかけるひとはあまりいないが、本人的には気取っているふうもない。一見いかにも愛人然としてツンとしてみえるが、彼女のある種のシャイさが周囲と微妙な距離感をうんでいるのだとおもう。そして舞台上にひとり位置する長谷部優もツンとしてみえ、彼女のばあい、本人的には役と演技に集中しているだけだと思っているのかもしれないが、どこかファンやエキストラ達を作品を一緒に作りあげる同志としてでなく、とるにたりない人々として上から目線でみているようにみえる。ようするに、比較的感じ悪く映る)。先ほどの撮影ではバーカウンターをはさんで向こう側という、“対あいぴー”としては不利なポジションに位置する森プロも、ニヤニヤした笑みを常時顔に浮かべつつ、ことあるごとにあいぴーに手を振ったりして、必死であいぴーの反応を引きだそうとしていた。

パイプ椅子がたまたま隣になった、平田満や小市慢太郎似の、ヒゲ面背広姿のエキストラと、ふとしたきっかけから談話することに。ヲタヲタしくもなく、軽い大学生エキストラふうのペラペラさもない、参加者中珍しくマトモな感じのするニセ小市さん。

ニセ小市さんの話。
学生だったかつては、映画とか好きで、自主制作映画や演劇にも関わっていて、俳優を志してもいた。しかし就職を機に俳優業への夢(?)は断念し、以後社会人としてずっと仕事してきて、今や50歳になった。(どんな仕事を?)ずっとデパート等のディスプレイなどを行う仕事をしてきたが体もキツくなり、50の大台を機に後進にあとを譲り、会社(この会社のトップだったらしい)の顧問的ポジションに退く(会長みたいな役職?退いたといっても給料はまあまあ貰ってるらしい)。それで、昔取った杵柄じゃないけども、映画というか俳優へのおもいから趣味がてら始めたエキストラだが、今や毎日引く手あまただという話。自分みたいな年齢のエキストラは希少だから。(どんな映画に?)いろいろ出てますよ、今年(2007年)は、オールウェイズの続編(『ALWAYS 続・三丁目の夕日』)とか『釣りバカ日誌』などにも出た。釣りバカでは、お葬式のシーンかな、そこでは泣き専のヒトがいたのだが、自分のほうがオイオイと上手によく泣くので、その泣き専のヒトじゃなくて自分がピックアップされてオイシイことになった(自慢?)。自分は泣く演技が得意なんですよ。それで覚えててもらえて次の現場があっても指名してもらえたり。

出演できて感激したのは、『ハッシュ!』以来となる橋口亮輔監督の現場だったとのこと。釣りバカでは所詮泣きマネだったが橋口組では感激で自然に涙が出ていた。その感激は何故かと訊くと、おそらくこの映画は世界中の映画祭をまわって世界で上映されるに違いないだろう、そんな映画を撮る監督の作品に幾シーンも出れたことに、ということらしい。‥橋口カントクの映画が好きだったからとかじゃあないのか?で、ホモがどうとか過去の橋口映画の話とかをしはじめてみたが、何だか反応が薄い。あんまし詳しくないというよりは、一本も観たことがないのかも‥。当該の映画は、来春公開予定の『ぐるりのこと。』。自分は橋口亮輔もリリー・フランキーも好きな部類ではないので、劇場で観るかどうかはあやしいが‥と思いながら話を聞き続ける。
ニセ小市さんは、ショーパプ〈Girl's Box〉の一般客としてフロアに配置されたのではなく、なんかセットの後方に二階部分があるらしくて、そこに座ってろとの指示で、そこに座ってるのだという。どんな役なんですか?と訊くが、いや~全然分かんないですと困惑した返事。事前に背広姿で来てくれと言われて、来て、座っているだけ。説明がないから話も自分の役割もワカランと。そっちもか‥。

11:55。

主要女子キャストがセットである倉庫からゾロゾロ出てきて、昼食休憩に入りまーすというアナウンスが助監から入る。ガルボメンバーは渡り廊下に沿って体育館入口の前を通り過ぎ(接するチャンスと好機をうかがうヲタもいなくはなかったが、ガルボメンバーはクローズな気配を発散してオフモードをアピールしつつ、最低限の接触でそそくさとスルーして)、本館のようなメインの建物に入ってゆく。キャストはそちらの一室で昼食なり休憩なりをとるようだ。ユン様ひとりだけが黒い。

体育館の奥、ステージ付近に幾つも設置された長テーブルに、プラスチックケースの弁当が積んであり、その弁当ひとつとお茶の250ml缶一本とって、パイプ椅子に戻る。弁当は日の丸スタイル。おかずの中身はチリ味の白身魚、さつま揚げ、肉団子、ふきを煮たもの、ブロッコリー、トマト、柴漬け、かまぼこ、卵焼き、レンコンなど。いつも貧相な食事しかとっていないので、悪いくらい満足する。

隣の、ニセ小市慢太郎・50歳は、エキストラを始めて、ロケ弁の内容のバランス良さと早寝早起きせざるを得ない生活サイクルのせいで、メタボがすっかり解消されたんですよ、と言った。

(③につづく)
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genre : 映画

2007/7/23①

20081113224037
JR新宿駅の西口改札付近

映画『Girl's Box/ラバーズ☆ハイ』エキストラ参加記①

2007年7月23日(月) 曇り

06:45。

JR新宿駅の西口改札を出て、地下づたいに集合場所である新宿スバルビル前に着くと、早朝なのに通行人や待ち合わせの人々が結構いて、目的のスタッフが判別つかず、しばらく途方に暮れてしまう。同じようなバンが何台もとまっているが社名も記されておらず、どのバンに近づいていったらいいかも分からない‥早くも帰りたくなってきた。

先日、ネットで見つけて、募集日のひとつ、7月23日がオフでちょうどよかったので、エキストラ参加の応募をしたところ、7月20日の仕事中に映画版『Girl's Box(仮)』の制作会社(株式会社ビデオプランニング)からケータイに電話があり、是非参加していただきたい、東京に住んでいるなら、朝7時新宿集合でバスで現地に運ぶルートがあるというので、それでとお願いする。電話のあと、詳細はメールで送られてきた。

〈7月23日(月)参加の方々へのお知らせです。
撮影場所:茨城県常総市市民福祉センター
※季節は夏。都内のウォーターフロントにあるショーパブ『Girl's Box』、皆さんはお客さんです!
基本的なお芝居はお酒(中身はニセモノ)を飲んだりライブショーを楽しんで、盛り上がったりします。
撮影を円滑に進めるためにスタッフの指示に従って下さい。

着て来て頂きたい服装、持って来て頂きたい物
 秋葉系の服装(シャツ、Tシャツ、Gパン、チノパン等)を着て来て下さい、それと替えの服1ポーズ持って来て下さい(上着だけでも可)。鞄やバッグ、ハンカチ、扇子などいつも出掛ける時に持っていく物を持参して来て下さい。〉

アキバ系の服とか持ってないし、ハンカチも扇子も元々持ってないし、どうしたものかと困ったが、服装は上と下のバランスをビミョーにすることでがんばって、しかしそのがんばった分だけ新宿へむかう電車のなかで恥ずかしく、朝からジミな苦痛を味わいつつ集合場所に到着した。

地味めの、微妙な年齢の中年男性を見定めて視線を送ってみると幸いスタッフだったようでアイコンタクトが成立、名簿と照会されたのち、無事一台のバンに乗り込むことが出来た(他のバンがスタッフのものなのか、判断つかない)。

バスの内部に入ると、予想外に若く爽やかな青年であふれかえっていて、「よろしくお願いしまぁす!!」と全体から明るい挨拶がとぶ。‥‥こ、このひとたちがドリヲタ??やけに垢抜けてるじゃないか??と不審に思うが、ガルボにそぐわぬ意外な面々の正体は、エキストラ事務所経由の人たちだった(あとでBESIDEチーム12人、BーBOXボックスチーム9人、点呼で名簿が読み上げられた)。その他に、ネット応募の個人参加が数名(やや年配で濃いオーラ、おそらくドリ/あいぴーヲタ)。個人参加の方々は一様に気難しげに押し黙っている。新宿集合チーム、点呼ののち出発。金髪の女性ドライバーは荒々しい運転。雲天。
応募要項には「昼夜は用意しますが朝食はとってきて下さい」とのことだったのに、走りだしてすぐ、良ければどうぞ~と緑茶の缶&おにぎりセット(おかか1、梅1、からあげ1、たくあん2枚)が前から後ろへリレーで配られる(この映画の監督をつとめた佐藤太のブログに、この日の記事じゃないけれど〈朝メシ。おにぎり2個に鳥の唐揚げ付き。別バージョンでゆで卵付きもある。これは業界で有名な『ポパイ』の朝メシ〉との記述が)。ほとんどの者が食す。来る前に朝食用にと思ってパンとか買ってきて損したと思ったが、非常用としてとっておくことにして自分もおにぎりセットを食べる。不味くもないしウマくもない。前述佐藤太ブログには、〈朝メシは7時までの出発時間の場合にのみ出される〉とあったからこれはそれにあたるよう。ドリもガルボも映画も無関係に、オレがどうしたアイツのことがどうだとか仲間内で薄っぺらい内容のない会話を交わす事務所チームのいかにもサークル臭い声をききつつ、一日誰とも口をきかないんだろうと思い鬱々としながらまどろむ‥。

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茨城県常総市市民福祉センター・入り口案内板

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茨城県常総市市民福祉センター・入り口

08:25。
人里離れた、長閑で寂れ草が無造作に生い茂りすぎている、茨城県のシルバー人材センター(旧産業技術訓練学校)にバスが到着する。ここが今日の撮影場所。
入り口が開け放された体育館に案内される。ここで他方面(横浜とか)からも来たエキストラたち総勢80名と合流。安居酒屋のようにビニール袋に靴を入れて、館内に。スタッフの指示を聞いてセルフサービスで棚からパイプ椅子を各々出して座り、体育館内で待機することに。エキストラ事務所チームのエリア(体育館奥、舞台近辺)は居心地悪いので、濃いめのフリーランスエリア(体育館正面入口脇)に陣取ることにする。
そこに既にスタンバっていた、ひときわ濃い一角(森プロ御一行様)では、あいぴー(嘉陽愛子)のことを熱心に喋っている。彼らの格好は、制作会社からの指示通りにアキバ系以外の何者でもない、サスガな扮装。

08:45。
助監督らしきひとから物語のシチュエーション説明。声が小さくて聞き取りづらく、結局なんだかよく分からない。今日の撮影はクライマックス、ラストシーンであるとのこと。
この場所に組まれたショーパブ〈Girl's Box〉の店舗のセットに客(エキストラ)を入れての撮影は4日間あって、今日がその3日目であり、ビールをかけたりかぶったりするシーンはセットが汚れ尽くすため最終日の明日に予定されていて、そのため今日がクライマックスの撮影ということになるとの説明がある。ラッキー。皆さん真面目に説明を聞いている。具体的で詳しい説明が殆ど無くて、少々不安。

09:05。
エキストラ事務所&一般公募者は呼ばれてロケセットの倉庫へ。体育館入口を出て、屋外だが屋根付きの細い通路を右手に進んでゆくと倉庫に到着する。入口では見たこともないくらい巨大な扇風機がゴウゴウと音を立てて駆動していて、屋外の空気を絶えず倉庫内に送り込んでいる。

倉庫を改装した内部は簡素な飾り付けで、幾らかは洒落た雰囲気のショーパブに変貌しており、自然光が入らないよう窓やら扉やらが全て暗幕で覆われている。この季節の、猛暑の最中に密閉された空間の、物凄い暑さを解消するためか、入り口にもあった巨大な扇風機がそこここで稼働している。倉庫入り口からみて正面奥にステージが設えられており、そこからコの字形にバーカウンターがいわゆるデベソのように張り出している。これをdream Christmas party 2006のように活用するんだろうか‥。カウンター上には酒瓶やグラスや安いスナック系つまみがまばらに置かれている。

9:15。
少し待たされたあと、「今日のみ参加の人達はヤッパリいったん戻って待機していてくださ~い」と告げられ、ゾロゾロとまた体育館に戻ることに。相変わらず声も通らないし、手際が悪い。この程度の手順で早くもバタついてることからして、やっぱりBSーi制作ではないんだろうな‥と少しガッカリし始める(〈Girl's Box〉の映像コンテンツといえば2005年のBSーiのオムニバス・ドラマだったから、もしかしたらアンドリウ印の優秀なスタッフによる制作かもしれないな~とかすかな期待があった)。

09:45。
再び呼ばれて参戦。ショーパブ内のフロアに、約80名の客が配置されてゆく。せっかくだから出来るだけ舞台に近いポジションをゲット出来ないものか‥と惑っていると、助監督のひとりらしき男性が指示をはじめ、エキストラ事務所組(一般人)より一般応募組(ヲタ)は比較的良好なポジションにセッティングされる。一般応募組で、事前の指示通りアキバ系スタイルをしてきた者たちはコの字の両脇ライン沿いに配置され、普通の服装ぎみで一般組と事務所組の中間みたいな扱いを受けた自分は、コの字の突端、2列目をゲット。舞台正面、好位置だ。
ガヤ録りのあと、入りまーすとけっこうさりげなく斉藤未知とあいぴーが入り、舞台からみてコの字の左手フロアの一角に陣取る。フェロモン漂うミッチーとノーフェロモンのあいぴーの好対照。

「あの、演技で絡ませてもらってもいいスか?」と隣に配置された坊主頭でオレンジ縁メガネの演劇研修生が、演技上のコンビを組もうと言ってくる。ガタイのいいバッファロー吾郎木村みたいな風貌。いいですよ、とこたえ、撮影まで間があるので少し話す。彼は俳優志望で養成所所属。とはいえ、舞台にはまだ立ったことなく、この撮影現場も「いい経験だから‥」と養成所のひとに勧められての参加だそう。あの二人誰すか?有名なんすか?と二人の女子をチラチラ見ながら言う。ミッチー&あいぴーの説明する(いざ説明しようとすると、斉藤未知は説明しづらいひとだなと気付く)。スラリとして露出過多なミッチーのほうが気になるご様子(ミッチーは胸元が大きく開いた薄い布のドレスっぽいワンピースで、あいぴーはフリルがあちこちに施してあるあいぴーらしいピンクのワンピ)。オレンジ坊主には撮影の最後まで20代として誤解されて接されてたが、そのまま黙ってた。

次いで、紗綾とユン様登場。あいぴーは違ったのに、ユン様は金魚衣裳。どういう展開?紗綾は、弱冠13歳ながら、ただならぬ神々しいオーラと儚さと強さを併せ持った眩しい美しさを放っている。スゲエ‥。長谷部優は完全にスター性で負けてる感じ‥というか相変わらずオーラが無い。

オレンジ坊主、また誰?という。ユン様については、DRMの説明は煩雑なのでdreamで説明するが、ドリームってまだあるの?的な毎度お馴染みな反応が返ってくる‥。紗綾って芸名?“入江紗綾”と“紗綾”を(この当時は)ウロチョロ行き来してるという話など。しかし彼に限らず、ガルボメンバーについてライト層エキストラの反応は総じて薄く、長谷部優はおろか紗綾さえ知られていないというのが伝わってくる。

ユン様はステージへ。紗綾はステージから向かって左手、あいぴーたちから少し奥にポジショニングされた。メインキャスト中、最も舞台から離れた位置にスタンバイ。

ユン様が金魚衣装ということは、(期間限定ユニットの)金魚(メンバーは長谷部優、嘉陽愛子、長澤奈央)が最終的に結束して『LOVERS HIGH』をステージ上で歌うと予想するが‥‥確か公開は来年の予定の筈だが、となると、それってかなりズレてないかと心配になる‥‥売れてもいないユニットの今の曲がメインで、それが来年公開って‥と、またこの映画の行く末にあやしい影がさす。

開演前ゆるやかにざわついている客席→照明落ちてステージに注目→歓声、というプロセスを、→ユン様登場、というところ(1:24~1:25)までキャメラポジションを変えて何度も繰り返してリハーサル→撮影。声&音出すバージョン、パントマイムバージョンの2通りの拍手も。指示を出す人が何人もいるが、権力構造がみえずらく、監督が誰だか分からない。メインキャスト絡まないシーンは助監らしき人が仕切る模様。説明する声がいちいち小さくて、シーンの状況がイマイチ分からず困惑する空気が漂うまま、曖昧に演技するエキストラたち。

観客たちはどの程度ステージを楽しみにしているのか?常連のディープなファンなのか、噂をきいてきた、いちげんさん達ばかりなのか?全然不明のまま事態は進んでゆく。特に細かい指示ないので、ざわざわ→歓声が極端に熱狂的になりすぎる。NG。で、テーブルごとをブロックで分けて熱狂度を調整。

オレンジ坊主は、「あぁーメッチャ楽しみやなぁ!どっちから来るやろ?俺はアッチから来るとみたね!」とか何とか言って体を激しく揺さぶる、ハウス加賀谷みたいな大仰なムーブの演技を同じテンションで繰り返す。さすが、照れがない。こちらはそれに反応するだけの演技で精一杯。自分が演じたりすることに興味がなく気恥ずかしく、つくづく苦手な分野だ、と感じる。

フィルム撮影ではなく、おそらくハイビジョン撮影。意外と撮影機材は重そうで、距離の計測やセッティングにかなり時間がかかる。撮影についての知識は元々ないけど、ハイビジョンなんてビデオみたいにホイホイ撮れるもんだと思っていましたが‥。

→2007/7/23②につづく)

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genre : 映画

爆音映画祭開幕

cleangazou.jpg
『CLEAN』


本日(5月16日)、前夜祭レイトショーの『CLEAN』上映より、爆音映画祭2008が開幕します(5月23日まで)。何度も言ってしつこいようですが、東京近郊在住だが普段爆音上映になかなか接するチャンスがないというかたも是非参加して損はないイベントだと思います。個人的には、5月12日の『クリスタル・ボイジャー』爆音試写会に応募したが落選したせいでテンションがガックリ落ちてしまい、映画祭自体に行くか行かないか、今更あやうい気持ちになっていますが‥。

〈上映作品〉

『3ー4x 10月』北野武
『CLEAN』オリヴィエ・アサイヤス(日本劇場初公開)
『RIZE』デヴィット・ラシャペル
『パリ、テキサス』ヴェンダース
『ヴァンダの部屋』ペドロ・コスタ
『バンド・オン・ザ・ラン』ハニー・ホッジ(日本劇場初公開)
『花様年華』カーウァイ
『emerger』佐藤有記
『granite(グラニテ)』大野敦子
『爆撃機の眼』八坂俊行
『狂気の海』高橋洋
『月へ行く』植岡喜晴
『霊感のない刑事(長尺版)』篠崎誠
『ココロ、オドル。(リミックス・ヴァージョン)』黒沢清
〈牧野貴映像作品集〉(『Tranquil』『EVE』ほか計6本)
『ロスト・ハイウェイ』リンチ
『A Bao A Qu』加藤直輝
『逃れがたし』近藤明範
『NOBNOBLUES』冨永圭佑
『喜劇 とんかつ一代』川島雄三
『ティム・バートンのコープスブライド』
『白い花びら』カウリスマキ
『Harmonie』元宮正吾
『夜よ、こんにちは』ベロッキオ
『ヌーヴェルヴァーグ』(日本最終上映)ゴダール
『風の又三郎』黒沢清
『プライベート・ライアン』スピルバーグ
『ワイルド・バンチ』ペキンパー
『台風クラブ』相米慎二
and more

前売り券が売り切れて当日券がわずか、という作品もあるらしいので、行く時間には早めのほうがいいみたいです(整理券は当日の朝10:30より配布)。オープニング作品に選ばれ、今回の映画祭の象徴的映画でもある『CLEAN』は、日本劇場初公開とはいえ、東京日仏学院主催の2005年の第10回カイエ・デュ・シネマ週間で『カイエ・デュ・シネマ』編集代表のジャン=ミシェル・フロドンがセレクトした14本のうちの1本として上映済み。そのさい、爆音上映の発案者であり主催者である、カイエ残党の樋口泰人と、『CLEAN』を監督したアサイヤスとの対談もおこなわれていました。『デーモンラヴァー』はとっくに公開されたのに、なぜかいつまで経っても公開されなかった『CLEAN』が、今回このような形でオープニングを飾るというのは、爆音上映を牽引する樋口泰人氏にとっても感慨深く喜ばしいことでしょう。

『爆撃機の眼』公開最終日のトークで、もう人前でかかる機会はどうせ二度とないだろうと自虐的に呟いていた八坂俊行監督。ひいきの『爆撃機の眼』が、このような比較的注目される場で無事また上映されるのはうれしいことです。『爆撃機の眼』についての自分の過去記事をみかえしたら偶然(?)爆音爆音って言ってたんでおかしかったです。今回のラインナップでの個人的な注目作は加藤直輝監督の『A Bao A Qu』。作品的にも興味深いんですが、河井青葉出演作とあっては無視出来ません。


追記:20日、@吉祥寺バウスシアター。23日のシークレット上映作品は『スクール・オブ・ロック』に決まったとのこと。当日までシークレットじゃなかったのか‥?『ヒミコさん』観て以来、はじめて武川さんを現地で見かけましたが、一般人だから当たり前だけどやっぱりオーラなかったですね‥。


爆音映画祭HP:www.bakuon-bb.net

theme : 映画関連ネタ
genre : 映画

舞台版『ハイスクール・ミュージカル』上陸

(前記事→海外ドラマ『ハイスクール・ミュージカル』からのつづき)

さて、あいだがだいぶ開きましたが、前々記事で、TVムービー『ハイスクール・ミュージカル』について書きましたが、その世界的大ヒット作の舞台版がもうすぐ日本で観られる、ということを言うための前フリだったのでした。

キャストも発表されましたが、かんじんの配役は主人公のトロイを小山慶一郎が、ガブリエラを玉置成実が担当し、ライバルのシャーペイを長谷部優が演じる、ということまでは知っていますが他のは知らない。きっと松金よね子が演劇部の先生で、速水けんたろうがバスケのコーチでもあるトロイのお父さんなんでしょう。

今回上演されるのは、今年の1月にアトランタで上演されて好評を博した舞台版『HSM』の翻訳版だそうで、主演ふたり(小山、玉置)はそのアトランタ版を現地で観賞したそう。すでに去年、ブロードウェイミュージカル『スウィート・チャリティー』で初出演かつ初主演を堂々とこなした玉置成実さんのほうはきっと平気でしょうが、ミュージカル初体験だという小山くんのほうは大丈夫なんでしょうか。ジャニーズのなかでは関ジャニ∞NEWSにはあんまり興味がなくて、小山くんは『ナースあおい』の看護士見習みたいな役やったひと、位の認識しかなく、歌唱力やダンスがどうだとかいった印象は特に何もなくて(先日の『とくばん』での中居くんによる、オヤマかコヤマか分かんねえみたいなネタがありましたが、自分の認識もそんなもの)、ほぼ手ぶらでその歌や踊りに接することになります。

いかにも関西的な、太い神経してるイメージのある玉置成実がガブリエラで、どことなくクラい長谷部優がシャーペイという配役は、なんだか逆じゃないかという感じもしますが、完成度は高いが声域が狭くフラットな印象のある長谷部優の歌を“咬ませ”として、玉置成実の歌声の不安定だが張りのあるパワフルさを対比的に配置するとすれば、間違ってない気もする。よく考えたら長谷部優は『恋する!?キャバ嬢』『バックダンサーズ!』で、意外とアーパーな役柄もいけると証明したわけだから、シャーペイ役みたいなのもドントコイなのでした。

玉置成実は2004年前後は、本当にクラクラするほど輝いていました(03年暮れの『Prayer』くらいから、04年『Shining Star☆忘れないから☆』『大胆にいきましょう↑Heart&Soul↑』を経て、05年初頭のムック『TN』発売&PS2『ラジアータストーリーズ』出演、あたりまで)。それが05年春の『ブブカ』によるキスプリクラのスクープ辺りから、凋落の一途を辿りました。デビュー期をささえたオタク(SEEDオタ?)層は離散していったと思われたし、その笑顔が有していた幻想力も失った。支持層/購買層の人々に、(コッチ側に理解を示すと思わせた“笑顔”も、ナンダ、結局DQNに向けるんじゃん‥)と悟らせ、いわば「萌え余白」の消滅が商品価値の下落を生んだと思われます。
そうして楽曲的にも本人的にも輝きがグングンくすんできて、そのまま消えゆくかと思われましたが、なんだか、いつの間にか〈歌とダンスも達者な、関西のネエチャン〉というポジションの〈アクター〉として復活してきたのでした。


ディズニー・チャンネルプレゼンツ
『ハイスクール・ミュージカル』

演出:菅野こうめい
振付:リサ・スティーヴンス
出演:小山慶一郎(NEWS)、玉置成実、長谷部優、山崎裕太、シュー(SHOO)、植木豪、速水けんたろう、松金よね子、ほか

○6月12日~28日
東京公演(青山劇場)
○7月5日~7月8日
大阪公演(NHK大阪ホール)


(長谷部優についてはべつにして、次の記事(→『dream№08長谷部優』)で。)
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